The Circle
円が見える
無限の世界へようこそ
敗因はなにか、0が押し寄せてきたのか？
音もしない、平穏もない場所に送られたようだね
始まりも終わりもない場所だ
僕もこうなるのか？
もし僕の言葉も届かないのであれば、この頭脳も無駄になるな…
神よ
燦然たる輝きが、貴方には見えるか
美しい聖歌が、貴方には聞こえるか
穏和な温もりが、貴方には感じられるか
ここでは全くだ…
漆黒、純白
どれも同じさ
無限も、有限も
そうだね
百億年の時よ、一瞬で過ぎ去ってくれ
一心不乱に君に駆けつけよう
僕はここにいる…輪廻の境界線上に
次から次へと 何度も何度も
新しく変わるさまを目にしてきた
僕が去り、届かなくなった世界は
壁から壁まで全てが無重力だ
まぶた裏に干渉する方法が見つからない
漆黒、純白
どれも同じさ
無限も、有限も
そうだね
百億年の時よ、一瞬で過ぎ去ってくれ
一心不乱に君に駆けつけよう
僕はここにいる…輪廻の境界線上に
神よ
燦然たる輝きが、貴方には見えるか
美しい聖歌が、貴方には聞こえるか
穏和な温もりが、貴方には感じられるか
ここでは全くさ、だが
いいや、
眩い光も、華美な聖歌も、柔らかな温もりもわからないだろう
貴方が誰かに何かを与えられるならば
お家がない
安らぎがない
希望もない？
承知の上だ
君を笑顔にすることは出来ないかもしれないが
君の頬は一度も濡らさせないと誓おう
僕は抗った
輪廻を外れようと
百億年の時よ、一瞬で過ぎ去ってくれ
一心不乱に君に駆けつけよう
僕はここにいる
ここに
