感想は、天才かよ
凄い企画力と画力に感服
面白かったです!
マンガでしか出来ない話ですよね
少女島なにが モチーフなんやろって考えてたら「目っ!!!」
ヤンキーくんの母があまりにもヤンキー漫画に出てくる母親
「モエにはエロの血も入ってるんだろ」←このコマ、しっかりエロのツリーから萌が発生したのを認識していて偉い
フキダシもジャンルごとに違ってて凄かった
カイゾクで永久にタダ働きという恐怖
恐ろしい村がどこかにあったのじゃ……
描き分けで頭がおかしくなるんじゃと心配になるほど。
少女のアイデンティティを巡る物語でありつつ、家族の再生の物語でもあったり、モエ・エロ表現への差別問題だったり、フェミニズムの視点からの問題提議もあり、なによりメタなギャグマンガとしてシンプルに面白い。
力作です。
個人的なお気に入りポイントは、喫茶デリータの看板です。
漫画の歴史とそのジャンルの絵柄の書き分けと、そこに重ねるようにして社会問題の暗喩が全部盛りで、このページ数と面白さとキレッぷり。
すごかった。
すごいものを読んだ。
『萌えの血』
絵柄の違いが差別を生み出し、作風の相違が偏見を生み出すと言うギャグ漫画の皮を被った傑作社会派漫画。
ジャンルによってキャラクターを描き分けている技巧の高さも然る事ながら、彼等が1つの世界に集合する事で起こり得るだろう情勢を思考実験的に綴った素養の深さが素晴らしいなあ。
こういうメタ漫画好き
すごいものを読んだ……
なるほど、漫画だからこその表現方法か……
この設定からこの物語を作る構成が凄い
ギャグだと思ったら全然逆じゃなかった
漫画読み慣れてる人に読んでもらいたい